学校法人高水学園は、現在、岩国短期大学、高水高等学校、同付属中学校を設置しております。
いずれの学校におきましても、高水村塾以来一貫した建学の精神は、徳性の陶冶と教育の実践にあり、従って勤労を尊び生活は質実であるべきことを教育の指導理念としてまいりました。
今後もこの建学の精神を尊び継承していくことは勿論でありますが、更に今後の私学はその公共性を自覚すると共に、広い世界観に立つ教育が大切であると考えます。
情報化やグローバル化といった社会の変化が人間の予測を超えて進展しており、私たちを取り巻く社会は、より複雑なものになって来ております。これに伴い、学校教育においても、学生・生徒たちが社会の課題に対応できるように教育内容やカリキュラムを常に見直し、さらには教育環境をも考慮し、あらゆる面で改善を重ねていかなければならないのは当然の成り行きであり、常に努力を怠らないようにしております。
私学ならではの特色ある教育を十二分に活かし、これからも地域社会に貢献し信頼される学園づくりに日々精進してまいります。

明治初年、熊毛郡高水村（現周南市）に開設された磨鍼塾を源流としています。 明治31年4月高水村塾の創立以来幾多の変遷を経て、令和４年には創立124周年を迎えました。
建学以来の卒業生数は約3万1千人を数え、日本のみならず世界各地で活躍してくれています。